マスクの選び方ガイド
概要
大気汚染や感染症、産業由来の粉じんが課題となるいま、用途に合ったマスク/防護面体の選択は健康を守るうえで不可欠です。サージカルマスク、FFP1/FFP2/FFP3、N95/R95、活性炭マスクなど、それぞれの特性・ろ過性能・適用シーンを分かりやすく整理し、初めての方にも選びやすいガイドをまとめました。
1|日常の飛沫対策:一般マスク/医療用マスク
日常では布マスクや医療用サージカルマスクが基本的な飛沫対策に有効です。
適用例:流行期(インフルエンザ/COVID-19)、人混み(交通機関・商業施設・学校)への出入り、せき・くしゃみ時のエチケット。
注意:布マスクは病原体のろ過には不十分、医療用マスクも微小粒子・有害ガスのろ過には非対応です。
2|粒子対策:FFP1・FFP2・FFP3・N95・R95
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FFP1:非油性粒子を約80%。家庭清掃・園芸など低リスクに。
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FFP2/N95:非油性粒子を少なくとも95%。PM2.5、建設粉じん、感染対策(流行期)など中~高リスクに。
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FFP3:粒子を約99%。溶接煙・金属加工・隔離区域など高リスクに。
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R95:油性・非油性いずれの粒子も95%。塗装・化学現場、山火事の煙などに。
3|異臭・軽度化学対策:活性炭マスク
活性炭層によりにおい・一部ガス成分を吸着。
用途:都市の生活臭/排ガス臭、洗浄・消毒時、厨房の油煙・ごみ臭など。
注意:高濃度の化学蒸気には防護面体+防毒缶の使用が推奨です。
4|用途別 かんたん対照表
シーン | 推奨マスク |
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飛沫対策(低リスク) | 医療用サージカル |
飛沫対策(中~高リスク) | FFP2/N95 |
飛沫対策(高リスク) | FFP3 |
家庭清掃・低濃度粉じん | FFP1/布 |
大気汚染(PM2.5・スモッグ) | FFP2/N95 |
産業粉じん・溶接煙 | FFP3 |
油性粒子(塗装・化学環境) | R95 |
異臭・軽度化学 | 活性炭マスク |
まとめ
サージカルは日常の飛沫対策、FFP2/N95は中リスクの粒子対策、FFP3は高リスク環境に。活性炭はにおい対策や軽度の化学環境に適します。正しい選択と着用で、個人・公衆衛生・労働安全の確保に役立ちます。
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