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2020-01-01
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マスクの種類の違いは?医療用マスクの等級を解説。N95の基礎知識も分かりやすく紹介。

マスクの種類と違い|医療用マスクの等級・N95の基礎をわかりやすく解説

 

感染症や大気汚染への備えとして、用途に合ったマスク選びは欠かせません。本ガイドでは、布・サージカル・N95/FFP・活性炭など主要タイプの特長と、ASTM 等級(Level 1〜3)を整理。シーン別に最適な選び方をまとめました。

 

1|主なマスクの種類

  • 布マスク:日常のほこり対策向け。微小粒子や病原体の捕集は不可

  • サージカル(医療用):飛沫・体液対策。一定のろ過能力で日常防疫や非高リスク医療に。

  • N95/FFP2/FFP3:微小粒子まで高効率に捕集。高リスク医療や重度粉じん環境で。

  • KN95/KF94/TN95:各国規格。N95 と同等を標榜するが、試験基準の厳格さが異なる場合あり。

  • 活性炭マスクにおい・一部有機ガスの吸着に有効(※高濃度化学蒸気は防毒マスク+吸収缶を推奨)。

 

2|医療用マスクの等級(ASTM)

  • Level 1:基礎防護(低液体暴露)

  • Level 2:中等防護

  • Level 3手術など高液体暴露
    評価指標は BFE/PFE/耐液体浸透。台湾では CNS14774 に準拠し、手法が異なる場合も。

 

3|N95の基礎

  • 定義米国NIOSH 認証、非油性粒子 95% 捕集

  • 適用:空気感染対策(結核・COVID-19 等)、重度粉じん

  • 使い方:**密着(フィット)**が最重要。長時間連続使用は無理をせず、適切に交換

 

4|本物 N95 のチェックポイント

NIOSH ロゴ/TC 番号/製造者表示堅牢な構造頭掛け式が基本。
NIOSH 認証データベースで検索し、模倣品・未認証リストにないか確認。

 

5|N95 vs TN95

  • 認証:N95=米国NIOSH、TN95=CNS14774(台湾)

  • 用途:N95=医療・高リスクまで広範、TN95=国内の日常・低リスク中心

  • 性能:N95=厳格試験の**≥95%**、TN95=国際認証なしの場合は高リスク非推奨

  • 価格感:N95 高め、TN95 手頃

 

要点:場面×リスク×規格で選定。正しい装着が性能を引き出します。

 

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